創世記11章・バベルの塔を日常に活かす提案|樽谷総合事務所
「バベルの塔」がGoogleの急上昇ワードに入っています。2025年12月現在、身近な話題(株主優待やたまごっち)と並んで古典テーマがピカッと光るのは、「言葉が通じないモヤモヤ」をみんなが感じているからかもしれません。今日は、聖書の物語をむずかしくせず、毎日のコミュニケーションにスッと役立つ形でお届けします。
目次
- 物語の流れ(創世記11章)をやさしく
- 舞台と建物:シンアルの地とジッグラト
- ことばがバラバラの意味:伝わる工夫に置きかえ
- 美術とポップカルチャーのバベルの塔
- 樽谷総合事務所の視点と実践アイデア
1. 物語の流れ(創世記11章)をやさしく
聖書の創世記11章では、人びとが同じことばを話し、「名を上げよう」と高い塔を建て始めます。材料はレンガと瀝青(れきせい=アスファルト)。そこへ神が降り、ことばを混ぜて通じにくくし、人びとは世界へバラバラと散らばります。カンタンに言えば、「通じる」が「通じない」に変わった瞬間の物語です。
2. 舞台と建物:シンアルの地とジッグラト
場所は「シンアルの地」とされ、メソポタミア地方を指すと考えられます。ここには階段状の神殿建築ジッグラトがあり、伝承上の塔はバビロンのエテメンアンキに重ねて語られることがあります。ただし「これが絶対にバベルの塔だ」と決着しているわけではありません。物語と遺跡の「あいだ」には、ふわっとした余白があるのです。
3. ことばがバラバラの意味:伝わる工夫に置きかえ
現代でも「伝わらない」は日常茶飯事。そこで物語をヒントに、今日からできる小さな工夫をギュッとまとめます。
- 目的を一文にする:「今日は“何を決めるか”を先に言う」
- 同じ言葉でも意味合わせ:「この“完成”はどの状態?」と確認
- 見える化でズレ減らし:図・見取り図・チェックリスト
- 小さく積み上げ:いきなり巨大建築より、短い試作→振り返り
- ことばの温度を合わせる:メールは冷たく聞こえるので一言クッション
こうすると、カチッと歯車がかみ合い、「通じない」が「お、わかった!」に変わります。
4. 美術とポップカルチャーのバベルの塔
美術ではブリューゲル(ピーテル・ブリューゲル1世)の『バベルの塔』がとても有名です。渦を巻くような巨大建築は、見上げると「うわぁ…」とため息がもれる迫力。物語は映画や小説、ゲームの世界観づくりにもよく登場し、「分断」「協力」「野心」といったテーマを映す鏡のように使われています。
5. 樽谷総合事務所の視点と実践アイデア
樽谷総合事務所は、バベルの塔を「伝わる仕組み」を考える教材として捉えます。巨大な塔=巨大プロジェクト、ことばの混乱=認識ズレ、と読み替えると、次のような順番が役立ちます。
- 目的→成果物→期限を一列に並べる
- 用語辞書をつくり、意味のズレを早めに発見
- 会議の終わりに「誰が・いつまでに・何を」を一行で記録
- 図で合意、文章で確認、小テストで再確認
関心やご感想があれば、樽谷総合事務所までお寄せください。物語をきっかけに、毎日の「伝わらない」をいっしょに小さくほどいていければうれしいです。
結びに:バベルの塔は「高すぎる塔の罰」だけの話ではありません。「通じるには、どう組み立てる?」という質問そのものです。2025年のいま、チームも情報もグローバルに広がるほど、伝わる工夫は宝物。今日の小さな一手が、あなたの仕事や学びをグンと軽くします。
