遺言書作成・遺言執行

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遺言書とは?

遺言書とは?

遺言書とは、人が亡くなった後、遺された遺産の分配において、その方の最後の意思を反映させる言葉や文書のことです。もし、生前に遺言書が作成されていなかった場合、亡くなった方の意志は反映されず、遺産分割の行方は相続人全員参加の遺産分割協議に委ねられます。
しかし、遺産分割協議は家族間の不必要な争いの原因になり得ます。
遺産分配におけるトラブルを防ぐ目的においても、遺言書の作成は有効です。

遺言書作成で失敗しないために

遺言書を作成する際は、専門家の助けを借りることが重要です。
遺言書は単に作成すれば良いわけではなく、家族の状況や関係者の要望に適した内容を含めることがトラブル防止へと繋がります。また、法的に有効な遺言書の種類がいくつかあるため、不安を感じる方は司法書士といった相続の専門家に相談しましょう。
法的不備のある遺言書は、すべてが無効となるため注意が必要です。

遺言書作成を特に推奨する対象者

遺言書の作成が特に推奨されるのは、以下の状況にある方です。

  • 相続人が多い方
  • 法定相続分と異なる分配を希望する方
  • 特定の相続人に多くの財産を渡したい方
  • 相続人以外に財産を残したい方
  • 保有資産が多い方
  • 家族や親族間で相続を巡るトラブルが起こる可能性がある方

など

遺言書の作成をお考えでしたら、大阪市淀川区の樽谷総合事務所へお気軽にご相談ください。

遺言書のメリット

遺言書を残すことで、以下のメリットがあります。

遺産分割協議が不要になる

遺言書の内容は原則的に最優先されるため、遺産分割協議が不要になります。
もし、あらかじめ遺言書を作成していれば、その内容に基づいて遺産分割が行われるため、相続人間においても円満な相続を実現しやすい点もメリットです。

相続人以外にも財産を残せる

遺言書を作成すれば、法定相続人以外の方にも財産を残せるメリットがあります。
生前、親しくしていた方や孫など、特定の相手に財産を残したい場合、その意思は遺言書が実現してくれます。

遺言書の種類

一般的に遺言書には3つの種類があります。

自筆証書遺言

自筆証書遺言は、ご自身で書く遺言書で費用がかかりません。
ただし、内容に法的不備があると無効になってしまいます。

公正証書遺言

公正証書遺言は、公証役場にて公証人立ち合いのもと作成する遺言書です。
公証人に内容を伝えて作成するため、法的不備の発生や、紛失や改ざんといったリスクがほとんどありません。しかし、作成には費用がかかり、証人を用意しなければなりません。

秘密証書遺言

秘密証書遺言は、遺言内容を秘密にしておきたい場合に適しています。
ただし、秘密証書遺言も証人が必要な上、公証役場にて作成しなければなりません。また、内容について公証人が干渉できないため、法的不備の発生や改ざんのリスクがあります。

遺言書の作成でお困りなら当事務所に相談を

遺言書の作成でお困りなら当事務所に相談を

昨今において、遺言書の作成は「終活の一環」として考えられています。
終活とは、人生の最後に向けた事前準備です。もし、遺言書作成に不安や疑問があれば、専門家への相談をおすすめします。

当事務所においても、遺言書の内容を適切に整理し、法的に有効かつ残される家族にとって最良の形で相続が進むように、全力でサポートさせていただきます。

遺言執行とは?

遺言執行とは、故人が残した遺言書に従って、遺産の分配や特定の指示の実行を行う手続きです。遺言書に指定された遺言執行者が、故人の意志を実現するための責任を担います。

遺言執行の流れ

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遺言の確認

故人の遺言書の内容を精査し、法的要件を満たしているか確認します。

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財産の把握と管理

遺言に基づいて故人の財産を把握し、管理します。

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遺産分配の実行

遺言書に従って、相続人や指定された受益者への財産の分配を行います。

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特定指示の履行

遺言に記載された特定の指示(例:寄付、特定物品の譲渡)を履行します。

遺言執行者の役割

遺言執行者は、遺言書の指示に従い、故人の意志に基づく遺産の分配や特定の行動を実施します。この役割は、法的な責任を伴い、適切な手続きと故人の意志の正確な実現が求められます。

樽谷総合事務所のサポート

樽谷総合事務所のサポート

樽谷総合事務所では、遺言執行の手続きに関する専門的なサポートを提供します。遺言執行者の選定、遺言の法的な有効性の確認、財産の適切な管理と分配など、遺言執行に関するあらゆる面での支援を行います。遺言執行に関する疑問や不安がある場合は、当事務所にご相談ください。

06-6309-5355

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